消臭剤は部屋の気になるタバコやペットの臭いなどを取り除いてくれる、便利なアイテムです。 

香り付きのタイプや無香料タイプのもの、インテリアにもなじみやすいお洒落なパッケージのものなど多くの種類があります。 

また、トイレ用や靴箱用など使用場所に応じて使い分けができる商品もあり、どれを選択すればいいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。 

そこで、今回この記事では消臭剤の選び方のポイントや、おすすめの商品についてご紹介していきます。 

 

消臭剤を選び方のポイント 

消臭剤には消臭タイプや、消臭剤の素材やデザインなど、さまざまな種類があります。 

選び方のポイントを解説していきます。 

 

消臭方法 

消臭剤は消臭方法によって効果が違うため、目的にあったものを選ぶようにしましょう。 

 

・発散タイプ 

発散タイプの消臭剤は広い空間の、リビングや寝室などにおすすめです。 

消臭成分が空気中に発散され、臭いの成分と合わさることで化学反応が起こり 

ます。 

それにより、原因となる臭いを中和して臭いを抑制する効果があります。 

 

・芳香タイプ 

消臭しながらよい香りも楽しみたい場合は、芳香タイプの消臭剤がおすすめです。 

芳香タイプの消臭剤は、消臭成分で消臭して香りで上書きする「マスキング消臭」と、臭い成分をよい香りに交換する「ペアリング消臭」の2種類があります。 

特に臭いの強いトイレへの設置に適しています。 

 

・脱臭タイプ 

空気がこもっている冷蔵庫やクローゼットなどの狭い空間の消臭には、脱臭タイプの消臭剤がおすすめです。 

脱臭タイプの消臭剤は吸水ポリマーや炭などが素材として使用されています。 

素材の性質上、交換を忘れて長期間使用していると臭いを再放出してしまうので、交換を忘れないように注意が必要です。 

 

消臭剤の素材 

消臭剤の素材は主に「液体」「ビーズ」「ゼリー」「天然成分」の4種類があります。 

それぞれの特性について詳しく解説していきます。 

 

・液体タイプ 

液体タイプの消臭剤は、消臭成分を含んだ内部の液体をスポンジやろ紙が吸い上げ空気中に放出します。 

スポンジやろ紙の空気に触れる範囲を変えれば、消臭成分の効果の調節が可能です。 

消臭成分が弱まってきたら場合は容器を振り、液体を再び吸水させることによって効果を元に戻すことができます。 

しかし、液体タイプの消臭剤は容器が転倒すると内部の液体がこぼれてしまう可能性があるので、設置する場所には注意をしましょう。 

 

・ビーズタイプ 

ビーズタイプの消臭剤は、消臭成分がビーズ状に半固形化されているので誤って倒してしまっても、こぼれる心配がありません。 

大容量でリーズナブルな商品が多く、詰め替えができるのも魅力的です。 

内部のゼリーはビー玉のようにキラキラしていてきれいなので、小さな子どもが誤飲してしまう可能性があります。 

設置場所は子どもの手の届かない場所にするようにしましょう。 

 

・ゼリータイプ 

ゼリータイプの消臭剤は消臭成分の含まれたゼリーが容器に入っています。 

液体タイプやビーズタイプと比べて濃度が濃く、容器がコンパクトになるので狭いスペースへの設置も可能です。 

残量の確認もしやすく、交換時期も一目で分かります。 

 

・天然素材タイプ 

小さな子どもやペットがいる家庭には天然素材の消臭剤が適しています。 

炭や珪藻土、木製チップなどを使用した素材のものがあり、誤って口に含んだり飲み込んでしまっても天然素材なら重篤な害はありません。 

また、天然素材の消臭剤は手入れをすることにより、繰り返し使用ができるものもあるので経済的です。 

デザイン 

消臭剤にはお洒落なパッケージのものもあります。 

部屋の雰囲気を壊さない凝ったデザインのものもあるので、インテリアにこだわりがある方はチェックをするようにしましょう。 

 

・スティックタイプ 

スティックタイプの消臭剤は、スティックに消臭成分の含んだ液体を吸い上げて空間に拡散させます。 

芳香剤やアロマとして使用されることが多いので、消臭剤として使用したい場合は、薬液に消臭成分が含まれているか確認が必要です。 

気になる臭いを取り除きながら香りも楽しめる人気のアイテムです。 

 

・自動タイプ 

シンプルなデザインを好む方には自動タイプの芳香剤がおすすめです。 

電力を使って消臭成分を含んだ液体を放出させます。 

センサー付きの商品が多くあり、人の動きに反応するので消臭剤の放出頻度の調節が可能です。 

 

消臭剤の正しい使い方と使用する際の注意点 

不快な臭いは空気より重いため、足元にたまりやすいのが特徴です。 

そのため、消臭剤は部屋のなるべく低いところに設置すると消臭効果を高められます。 

また、消臭剤は薬剤が空気に触れることにより消臭効果を発揮するため、空気の流れがない場所に設置すると効果が期待できません。 

人の出入りが頻繁にある部屋の入り口付近に設置することで、消臭効果を最大限に発揮できるようになります。 

 

狭い空間にぴったり！おすすめ消臭剤をご紹介 

 

カウネット　ピタッと貼れる消臭剤　省スペース用 

 

成分	有用微生物（納豆菌同属）  B型シリカゲル
使用範囲の目安	エレベーター：定員6人（約450kg）の空間に1枚  ロッカー（1人用ー多人数用）の空間に1枚
持続期間	約2ヵ月から3ヵ月（使用状況により異なります）

エレベーターやロッカーなどの狭い空間にもぴったりな消臭剤です。 

壁面に貼れるので、誤って倒れてしまう心配もなく、置き型消臭剤と比べると省スペースに設置できます。 

 

まとめ 

消臭剤は消臭方法や素材などで効果が異なるため、使用する際には目的や設置場所に合ったものを選ぶことが大切です。 

また、使用方法に従って適切に使用することで、より効果を発揮します。 

消臭剤を購入される際には、今回ご紹介した内容をぜひ参考にしてみてください。